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活動報告

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関わる人すべてを大切にし幸せにすること
そんな使命が私たちにはあります

ファミリータイズの店長は利用者。役職が人を育てる職場

投稿日:2026.07.29  最終更新日:2026.10.06



会議室の机を囲んで話し合う人たちの手元

ファミリータイズでは、利用者が店長を務めています。
役職を任されると、人はその役割の中で育っていく。私たちはそう考えているからです。

この記事では、店長である利用者が毎月の会議で何をしているのかをお伝えします。
あわせて、店長の選び方や、店長にならなくても運営に関われる場があること、店長を断りたいときのことも紹介します。

毎月の院長会議で、店長が自分の店を報告する

ファミリータイズでは、毎月「院長会議」を開いています。

ここが要点

この会議で自分の店の状況を報告するのは、店長を務める利用者本人です。

会議には職員も同席しますが、進行と報告は店長だけで行います。
話すのは、ここ最近のお店の様子だけではありません。次にどんなキャンペーンを打つのかといった今後の予定まで、店長が自分の言葉で説明します。

職員が代わりに話せば、早く済むかもしれません。
それでも店長に任せているのは、自分の店のこれからを自分の口で話すことで、店を預かる責任をはっきり感じられるからです。
人前で報告するには、準備が要ります。お店の数字や状況を振り返り、次に何をするかを考えておかなければなりません。その準備も、店長の大切な仕事です。

院長会議では、法人全体の行事についても話し合います。
「M-1大会」や総会の内容も、この会議で決めています。

自分の店の状況を報告
▶
キャンペーンなど今後の予定を説明
▶
M-1大会や総会の内容の採決

M-1大会の「M」は、マッサージの頭文字です。
健美道の関連店など、治療を行うおよそ10の店舗から代表者が選ばれ、マッサージの腕を競い合います。法人の中で開いている大会です。
こうした行事の中身が決まる場に、店長が当事者として加わっています。

全盲の店長もいる。見ているのは障がいより向上心

開店前の受付カウンターでお金の管理をする手元

店長を決めるとき、障がい程度で線を引くことはしていません。
実際に、全盲の店長もいます。

私たちが見ているのは、次の4つです。

  • ・向上心
  • ・責任感
  • ・協調性
  • ・ビジネスとして考える視点

どれも、障がいがあるかないかとは別のところにある力です。
何ができて何が苦手かよりも、「もっと良くしたい」「お店を任されてみたい」という気持ちや、お店を仕事としてとらえる目を大事にしています。

もうひとつ大事にしているのは、最初から全部できる人を選ぶわけではない、ということです。
店長は、なってからできるようになっていく役割だと考えています。

見ていないこと大事にしていること
障がいの程度向上心・責任感・協調性・ビジネスとして考える視点
何ができて何が苦手か「もっと良くしたい」「お店を任されてみたい」という気持ち
最初から全部できるかなってからできるようになっていくこと

毎月の会議で報告し、次の予定を考え、それを自分の言葉で伝える。
この経験を一つずつ積み重ねるうちに、少しずつ店長らしくなっていきます。
役職が人を育てる。それが、利用者に店長を任せている理由です。

Q1

店長にならなくても、法人の運営に関われる?

行事が始まる前のホールの客席とステージ

関われます。
M-1大会や総会といった法人の行事には、それぞれ委員会があります。その委員会のメンバーにも、利用者が多数参加しています。

行事の中身は、委員会のメンバーが積極的に話し合って考えます。
行事ごとに委員会を置いているので、店長でなくても法人の運営に意見を出せます。

店長委員会のメンバー
関わる場院長会議行事ごとの委員会
話し合うこと店の状況とキャンペーンなど今後の予定行事の中身
関わる行事の例M-1大会・総会M-1大会・総会

行事の規模は小さくありません。
総会には、これまでに250名が集まったことがあります。
それだけ大きな場の中身を、店長ではない利用者も委員として一緒に考えています。

「いきなり店長になる自信はない」という方は、まず委員会から関わることもできます。
店舗の垣根を越えて話し合い、自分の意見が行事の形になっていく。その経験は、店長になるかどうかにかかわらず、働くうえでの自信につながっていくはずです。

私たちは「関わる人すべてを大切にし幸せにすること」を掲げています。
店長の席だけでなく、委員会の中にも一人ひとりの出番をつくることは、その考えを形にすることでもあります。

Q2

「店長は荷が重い」と感じたら、どうすればいい?

相談室のテーブルで向かい合って話す2人の手元

断って大丈夫です。
店長は強制ではありません。打診されて断っても働く場は変わりませんし、待遇に影響することもありません。

一度引き受けたあとで「やはり荷が重い」と感じたときも、店長の役割だけを降りることができます。
そのときは、サービス管理責任者に相談してください。
サービス管理責任者は、利用者一人ひとりの支援計画をつくり、定期的に振り返るなど、支援の流れ全体に責任を持つ職員です。
店長を降りても、ファミリータイズで働き続けられます。

役割に慣れていくペースにも、決まった段階はありません。本人と相談しながら決めています。
責任ある仕事に挑戦したい人も、まずは自分のペースで働きたい人も、同じ職場で働いています。

見学や相談を考えている方は、就労継続支援A型とB型の違いとは?自分に合った働き方を考えるためにもあわせて読んでみてください。
働き方の違いを知ったうえで話を聞くと、店長や委員会のことも、自分に合うかどうかを考えやすくなります。

まとめ|店長は、会議と委員会の中で育っていく役割

ファミリータイズでは利用者が店長を務めていて、毎月の院長会議で、自分の店のことを自分の口で報告しています。
店長は障がいの程度で選ぶのではなく、向上心・責任感・協調性・ビジネスとして考える視点を見て任せています。なってから育っていく役割です。

店長にならなくても、M-1大会や総会の委員会から法人の運営に関われます。
店長を断っても、途中で降りても、働く場は変わりません。
「やってみたい」という気持ちがあれば、まずは一度、見学や相談で職場の雰囲気を確かめてみてください。

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